「つみたてNISA初心者」がつみたてNISAについて調べてみた

こんにちは、今日は私(投資のガチ初心者)が「つみたてNISA」に関して持っている疑問について調べたみたという記事です。基本的に自分の疑問を答えてみたので、一般的な疑問なのかはわからないが、目次をみて気になる項目があれば、読んでみてください!

 

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学び

つみたてNISAの3つの特徴:

初心者にとってわかりやすい

積立NISAにて積み立てる事ができる年数は20年です。

そして1年間に40万円分しか投資できません。その投資方法は、積立方式オンリー

月に約3万円だけなので、始めやすいし、いつでも引き出せ、20年というロングスパンで積立が可能という制度

 

運用益が非課税

通常ならば、積立によってもし400万円の利益(運用益)が発生した場合、約20%の税金がかかります。しかし、「積立NISA」で積み立てると、その運用益には税金が掛からず、400万円をそのまま受け取れる。

 

手数料が低い!

投資先の投資信託は初心者のために金融庁が厳選している。だから、手数料が低い設定になっている。

 

投資をする際は、基本的に二つの手数料がかかる。

イニシャルコスト=購入時手数料

ランニングコスト=信託報酬(or 運用管理手数料)

 

積立NISAの対象になっている全ての投資信託は、イニシャルコストである購入時手数料が無料(これをノーロードと言う)である。

また、投資信託を運用し続ける際に発生する手数料が信託報酬(ランニングコスト)です。通常ならば、この手数料は、運用している間ずっーーと発生するので、低い信託報酬を探す必要があるのですが、積立NISAの対象になっている投資信託の信託報酬は上限が決まっており、手数料が低いという特徴があります。

 

ちなみに、投資信託は6千本以上あるが、そのうちの159本しかつみたてNISAには含まれていない。

 

疑問① どんな人がこの「つみたてNISA」が利用できるの?

日本国内に住んでいる20歳以上の人が、この制度を使えます。

つまり、20歳を超えていれば、いかなる人でも使えます。

 

疑問② どこで「つみたてNISA」口座を開設できるの?

基本的に、どこの地方銀行や都市銀行、証券会社でも開設できます。しかし、取り扱っていない金融機関もあるので、確認が必要です!また、金融機関によって、つみたてNISAで購入できる投資信託が異なったり、つみたて最低額が異なったりするので金融機関選びは、ガチで慎重に!

あと、金融機関の変更はできるが、移行するのにかなりの手間がかかります! 

 

どの金融機関がつみたてNISAをと取り扱っているのかは、こちらのページからお探しください!

 つみたてNISA取扱金融機関一覧について(金融庁のページ)

 

疑問③ どんな金融商品が購入できるの? 

つみたてNISAにて購入できる投資信託(投信)は、3つある。

 

  • インデックスファンド型投信(通称:インデックスファンド)
  • アクティブファンド型投信(通称:アクティブファンド)
  • ETF上場投資信託 (通称:ETF)*ETFは注意が必要です(後述)

 

こちらの二つの図で、つみたてNISAにて、インデックスファンドとアクティブファンドとで購入できる金融商品をまとめました。

*注意:金融機関によって取扱金融商品が異なりますので、以下の商品が全ての金融機関で購入できると限りません。

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上の図のなにが大事なの?

この図からわかることは、基本的につみたてNISAで購入できるファンドはほぼ「株式」だということです。つまり、比較的安定しているローリスク&ローリターンの債券のみのファンドは購入することはできません。

しかし、バランス型投信の中には債券も含まれるので、債券にも投資したいのであれば、バランス型投資につみたてることです。

 

株式しか買えないということは、何を意味するのか?

リターンは高いし、リスク(増減する可能性)も高いということ

・株式は、短期的な視点(1~10年)では増減がかなりあるということ

・株式は、長期的な視点(10~20年)で見ると、積み立てた資産は右肩上がりで増えていくということ

 

過去のデータを見ると、株式に長期間で投資すると、一時的に元本を下回る時期(リーマンショックのような時)もあれば、元本を上回る時期(2、3年前のアベノミクスの時)もある。

 

過去からの統計を見ると、長期間の資産運用には株式は比較的良いリターンをもたらしてくれる。そのため、「20年」という長期間で運用をする事ができるつみたてNISAでは、株式に投資する投資信託が多いんです。

 

 

インデックスファンドとアクティブファンドってどう違うの? 

つみたてNISAで購入できる投資信託の大部分を占めているのがインデックスファンドです。

 では、インデックスファンドとアクティブファンドの違いって何??

こちらに、その違いを図にしてみました。

 

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これだけ見ると、結局どっちがいいんだ??という疑問を持たれる方が多いと思います。

しかし、長期間で見ると、アクティブファンドに投資すると、インデックスファンドに比べて損していることが多い、という報告書が出ています。

 

なぜプロの人に運用を任せると損しやすいのか?

答えはシンプル、誰にも未来はわからないから。たとえ、過去にとても良い運用実績があっても、未来においても同じ調子を継続できるかなんて誰にもわからない。

「過去を知ると、未来がわかる」と言われるが、投資の世界では、この言葉はあてにしない方が良い。事実、ベストセラー『図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』の著者は、以下のように言及している。

 

プロの運用する投資信託であっても、過去の上がった、下がった実績が全く当てにならない。(中略)・・・ 私はこれを『運用業界の不都合な真実』と呼んでいる。

図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』より引用

 

下記の動画で、この事実に関してデータを併せて、言及しています。また、「まだインデックスファンドと、アクティブファンドの違いはなんぞや?」っていう方は、この動画をご覧になった方が分かりやすいですよ!

 

 

   

つみたてNISAでは分配金は受け取れるのか?

 

つみたてNISAで得た分配金は、受け取ることもできますし、分配金を再投資(*)することも可能です!

 *:この再投資する際には注意点があります。下記にて言及していますので、ご一読下さい。

 

まず、分配金には2種類が存在することを知るが必要があります。とりわけ、これから説明する後者の分配金に関しては注意が必要ですね。

 

2種類の分配金:

普通分配金

普通分配金は、俗にいう配当金と同じ理解で大丈夫です。投資信託の運用で得た分配金は、つみたてNISAでは非課税になりますので、その分配金を丸ごと受け取れます。

 

元本払戻金(or 特別分配金)

元本払戻金(or 特別分配金)は、自身が投資した元本の一部払い戻しです。なので、そもそも課税対象でもありません。

このため、後者「元本払戻金」を選ぶと、元本が使われているだけなので、必ず普通分配金かどうかを確かめ必要があります。

 

再投資する際の注意点:

 

運用によって得た分配金を再投資する場合、その分配金は、「1年間に投資可能な金額40万円分」に含まれます。そのため、もし「つみたて金額」「分配金」によって、40万円分を超えた場合、金融機関によって異なる処置がされます。金融機関によっては、差額分を、「つみたてNISA口座」から「課税口座」に移管されます。

 

分配金が発生する事があるかもしれないので、40万円分ギリギリに積み立てをやるのではなく、少し余裕を残して、つみたて金額を設定する事がオススメです。

 

分配金は受け取るべきか、再投資するべきか?について

長期間で資産を運用する場合、複利(分配金の再投資)がベターです。

 

再投資するとうことは、「複利」という資産運用方法の一つです。この複利と反対の資産運用方法は、「単利」といいます。

複利で運用すると、単利に比べて、運用益は最終的に数倍や数十倍も変わってきます。だから、複利(=分配金の再投資)は、長期間の資産運用に適していると言われて、奨励されています。

 

下記の記事の中間あたりにて、複利と単利との効果の違いについて説明していますので、興味がある場合、チェックして見てください 

www.gaikokujinn.com  

つみたてNISAでできない「2つ」のこと: 

1. スイッチング

 

スイッチングとは:

つみたてNISAは、新規の購入枠が年間40万円であり、年間の資産額が40万円というわけではありません。例えば、2018年中に投資金額が20万円となり、年の途中で売却したとします。この場合、残りの非課税枠は40万円とはならず、20万円のままです。

 

つまり、非課税枠は復活しません。よって、スイッチングする場合も要注意です。スイッチングとは、持っている金融商品を売却し、別の金融商品を購入して入れ替えることですが、スイッチングする場合は、新規の買い付けとみなされ、非課税枠を消化することになります。なので、非課税枠40万円を使い切っている場合は、スイッチングはできません。

 

始める前に要チェック、つみたてNISA(積立NISA)5つのデメリット|たあんと」より引用

 

個人的には、図で見た方がわかりやすかったので、下記の図を作成しました。

 

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例えば、1月から12月まで、A投信に毎月33,333円を投資しており、12月中にA投信の分を解約(=売却)して、B投信を購入したいと考えても、つみたてNISAではこれはできません。

一度、40万円分の非課税枠を使用すると、再度使用することはできません。

 

しかし、だからと言って、 ずっとA投信にしか投資ができないというわけではありません。つみたて先をB投信に切り替えることはできますし、A投信を売却(解約)して、現金を得ることもできますので、誤解なさらないように。

iDeCoではスイッチングは可能です。興味がある方は、下記の記事をご覧ください。

moneytimes.jp

 

2. 使用しなかった非課税枠(40万円)の残額を翌年への繰越

 

結論から言うと、使用しなかった非課税枠(40万円)の残額を翌年への繰越はできない!

 

たとえば、つみたてNISAの開始した初年は、3万を積み立てる事が難しいため、2万円分しか積立なかった。

この場合、40万円の非課税枠のうち、240,000円しか使用しておらず、残額の非課税枠は16万円分も残っている。

 その残額を2年目の40万円分の非課税枠に足すことは(繰入れる)、できないです。 

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【重要】投資初心者が持つべき視点 金融商品のリスクとリターンの関係

 

僕も投資については、全くの初心者です。幾つの金融資産に関する本を読んできましたが、

結局いつも残る疑問がある。それは・・・

 

 

どの投資信託(国内外の株式、国内外の債権)に、

どれぐらいの比率で投資したら、

最終的にどれぐらいの年率なるの?

 

多分、googleで調べたら、多分すぐ出ると思うんですよ、でも私には、上記の3行の疑問をぐぐっても知りたい情報が出てこなかったです・・・(多分、それは、俺のググり力がないだけかも)しかーーーーーーーーーし!!!!!

  

この『税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「一般NISA」活用入門』という本の、107ページと133ページに載っている図表が私の悩みを解決してくれた!!!!

簡単に言うと、

y軸=リターン

x軸=リスク

というxy座標に、国内株式、海外株式、国内債券、海外債券の位置が記載されている。

 

つまり、株式に資産の100%を投資の場合、これぐらいのリターンで、これぐらいのリスクって言う事がわかる。

それだけではなく、7割株式で3割が債権の場合、どれぐらいのリスクとリターンなのかもわかる。

 

もちろんは、このデータは完璧ではないし、これまでの「過去」のデータから算出です。

投資に関しては、「過去の実績とデータ」は、未来を判断するための十分な材料ではありません!

「未来は、誰にもわからない」と言う至極当然の原則が、投資の世界では鉄則です。

 

 

無論、個人的にはもっと詳しい図表を見せて欲しかったけど・・・

例えば、日本株式6割で海外債権4割の場合、どれだけのリターンでリスクなのかがわからない。まぁ、それでも、一般的な「相場感覚」がこの図表から学べました!!!!

 

この本の値段が、この2つのページで80%ぐらいpayされたって感じです・・・

 

もちろんこの図表を転載する事ができないので、お見せする事は不可能。でも、投資に興味があり、実際に行うとしているのであれば、107ページにある図表は知っておくべき情報なのは間違いないと思う。とりわけ、初心者には、とっても分かりやすいです。

 

 

「繰上償還」というデメリット(損)って何?

 

「繰上償還」という言葉をいきなり聞くと、なんかむずそう、でもどういう意味なん??

一見難しそうな言葉だが、意味は簡単!でも知ると、怖い

 

「本来の運用終了予定よりも前に運用がストップされること」

 

税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「一般NISA」活用入門 」より引用 125p

 

 

たとえ、投資信託の運用期間を「無期限」と設定されていても、繰上償還される事はあります。

繰上償還が行われる背景には、主に顧客による「解約」が増え、その投資信託の純資産総額が小さくなり運用が難しくなった、という要因があります。

 

しかし、あなた/私のお金が帰ってこないということではありません!

繰上償還をするという決定が成された場合、事前に通知が来るので、期限までにその投信を解約(=売却)をする事ができます。まぁ、簡単に言えば、乗り換えですね

 

 

でもでもでも、つみたてNISAのユーザーだと「繰上償還される」かなり損するんです!

なぜかというと、つみたてNISAというのは、一度でも非課税枠を使用すると、ほぼ例外なく再使用する事ができないからです。

 

この繰上償還という事態も、例外ではありますせん・・・・

なので、繰上償還された投信を売却して、そのままB投信に投資した場合、元々その月に積み立てようと考えていた積み立てができなくなるんです。

 

 

この「繰上償還」という損を回避するためには著者はいくつかのアドバイスをしていますが、

正直なところ、本書よりも、このブログ記事の方が詳しく説明していますし、わかりやすいのでこの記事を読むことをオススメします。

okanetoseikatsu.com

 

 

最後に 

学んだことをまとめる事が結構大変ですな!

税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「一般NISA」活用入門』という本といくつかのサイトを読み、自分(初心者)の疑問に関わる情報をまとめる事は、近い将来投資に興味がある友達や彼女とかに説明するときに、もってこいな情報だと考えると、ブログに掲載するのと一石二鳥感があり、かなり満足した記事だった。

 

この記事は、可能な限り、自分が感じている疑問にそのまま答えていった内容となっています。なので網羅性がないもしれないです・・・

無論、初心者が知っておくべき情報はもっとたくさんあるので、各自で本で調べるなり、有名な投資ブロガーの記事をチェックして、裏どりをする事をめっちゃ薦めます!!

一つの情報源を信じるという事はなさらないように! 

 

最後に、この記事を書くにあたり、参考にした書籍とwebページを皆さんにも共有します。投資をし始めるために行動力も必要だが、ある程度知識を入れる必要があると思いますので、参考にしてみてください!

税金がタダになる、おトクな 「つみたてNISA」「一般NISA」活用入門』の著者がオススメしているwebページです👇

まだ、十分に内容を見れていないが、レポートの内容はわかりやすく、初心者にはとてもいいと思います。

www.investlife.jp

 

こちらは私がお世話になっているwebページで〜す

井上FP事務所 - YouTube」:このチャンネルでは、つみたてNISAの解説、投資信託の説明・選び方、「日経平均」とTOPIXの違いの解説など多岐に渡り説明しています。本だけではわからなかったことを動画を見ることで解決しますし、コメントで質問をするのめっちゃオススメです。

www.youtube.com

つみたてNISA (積立NISA) 総合ガイド | モーニングスター」:こちらのサイトでは、サイト名の通り、つみたてNISAについてだったり、金融機関の比較や、節税のシミレーションまでできます。

nisa.morningstar.co.jp

 

あと、こちらの本がオススメです。けど、メルカリで買った方がお得だと思うので、メルカリで一度チェックした方が経済的かと・・・

 

 

あと、あと、シェアとかスターを押していただけたら嬉しくなるかもしれないので、実験してみたい方、どうぞ遠慮なく押してください

 

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投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。